深夜のバイト中
「canaさん。余計なおせっかいかもしれないですけど、今日、○○さんの誕生日ですよ。」
あ。
こってり忘れてた。
夏の誕生日には素敵なグラスをプレゼントしてくれた彼女。
彼女の誕生日にはきちんとお返しをしようと心に決めていたはずだったのに。
前のシフトなら、この朝に彼女に会うはずだった。
でも2週間くらい前からシフトが変わっていて、日曜日まで会わないことは不幸中の幸い。
さっそく、母親の買い物のついでに雑貨屋をのぞいてみるが、母が
「そういえば、私、いいもの持ってるよ。」
化粧品関係の仕事をしている母親は、たくさん化粧品を所有しているのだ。
見てみて、いいのがあればそれをプレゼントすることに決める。
帰宅後、
何やら奥からたくさん化粧品を出してきた。
「おぉ、これいいじゃん」
とスキンケアセットを選ぶ。
家にあった、リボンやかわいらしい袋をひっぱりだしてきて、ラッピング。
費用0円。
安く済んだものだ。
大満足☆
ついでに、私もたくさん化粧品もらったし♪
ラッキィ~☆★☆